こんな人に向けた記事です
この記事は「自分のいいところを1000個見つける方法12」を解説する記事の1つです。
詳しくは自分のいいところを1000個見つけたら自分を好きになれた話をご覧ください。
⑤ないからこそ価値があると発想する
ここから少しだけレベルが上がります。
「ないからこそ価値がある」という発想で、いいところを掘り出していきます。
前項の「短所を長所に変える」と似ていますが、それをさらに深化させた発想法です。
どういうことかというと、たとえば、
「猫が好きなのに猫を飼っていない」ということは、
- 猫を飼っていないおかげで、いずれ猫を飼うときに何倍もの喜びを感じられる
- 猫が好きなのに猫を飼える状況にない、という人の心情に共感して差し上げられる
- 猫カフェに行くことになるので、猫ビジネスに触れたり貢献したりできている
「海外に行ったことがない」ということは、
- 海外に行ったことがないからこそ、行った人の話を聞くときに深く興味を示せる
- 海外に行ったことがない、という人の心情に共感して差し上げられる
- 海外に行かなくても人間として何の問題もない、ということを身をもって証明している
などのように、「ないからこそのいいところ」をいくつにも展開させることができます。
- 「ない」ということは「代わりに他の何かを得られる」ということ。
- 「ない」ということは「同じ状況の人に共感できる力がある」ということ。
- 「ない」ということは「ないからこその視点で深く学べることがある」ということ。
「ない」は「価値」。
「ない」は「ある」。
そんな考え方を養っていくと、「ない」ということに対するネガティブなイメージがなくなっていき、何かがないことを「喜べる」ようになります。
何かが「ない」ことに気づいたら、「ないからこその価値」を見いだすクセをつけていきましょう。
おまけとして、ちょっと特殊な「応急処置フレーズ」も紹介しておきます。
応急処置フレーズ
◯◯というポジションを保有している
この「応急処置フレーズ」を使えば、たいていのことが「価値があるかもしれない」ように見えたりします。たとえば、
「異性と付き合ったことがないというポジションを保有している」ということは、
- 異性と付き合ったことがないという立場だからこそ学べる経験がある
- 異性と付き合ったことがないという立場だからこそ語れることがある
- 異性と付き合ったことがないという立場だからこそキャラに味が出る
などのように、「ない」をさまざまな「ある」に発展させることができます。
ちょっとクセのある、便利な万能フレーズです。
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